2007年01月31日

今日の夏見台幼保園 明日は取材

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本日は南部園長とともに
さまざまなディスカッションを行いました。
話した内容はビデオに収録し、やがて活字になります。
また明日は日本経済新聞の取材があります。
こちらは私の今の仕事「働く意味」に関してです。
2月中旬に、一面に出るそうです。

幼児教育の本をいろいろ買って読んでいるのですが
当たり前ですが、幼児教育の専門家が書いているわけです。
私は高等教育の分野で働いていましたので
つねに、

 どんな社会人になるべきか?

という問題意識の中で生きてきました。
幼児教育と社会人教育。
一見して無関係なようですが
しかし幼児教育のゴールは

 どんな社会人になるべきか?

でなければなりません。
その2点をつなげなければなりません。
目先の教育だけでなく
遠い先も考えた教育・保育でなければなりません。
南部園長とお話すればするほど
私が根源的に抱えてきた疑問が氷解します。
そうした内容を本にできればと思います。  

Posted by yatsute2006 at 23:59今日の夏見台幼保園 

2007年01月30日

今日の夏見台幼保園 本は「読むもの」ではなく…

318f708f.jpg私、鳥居は
現在4冊目の本の執筆に取り掛かっています。
1冊目が若者向けのフリーター・ニート対策本
2冊目が親向けの「働く意味」の本
3冊目が教師向けのキャリア教育対策本(学陽書房より4月刊行予定)
で、4冊目は幼児教育の本です。
南部園長の保育・教育理念およびその思想を
マンガを挿入しつつまとめます。

本を書きはじめたのが2004年の12月。
それから狂ったように書きまくっています。
本を書くには多くの読書量が必要です。
1つのテーマで書く際に
参考にする本は20〜30冊になります。
しかし大丈夫。
私は速読をマスターしているからです。
セミナーに参加して学びました。

速読といっても1冊隅々まで読み通すことではありません。
本を「処理」します。
実はどんな読書の達人でも、
1冊の本の中で必要な情報とはものの数パーセントといわれています。
つまりほとんどの情報は不要なのです。
私たちは、本を読むとき
右端から一言一句、すべて読むように教育されてきました。
一文字でも飛ばすと

 やりなおし!

と怒られたものです。
しかし重要なことは(少なくとも本を書くための読書においては)
その本の中にあるたった1つのキーワードが「処理」できればいいわけです。
1つの「ヒント」がつかめれば十分なのです。
20冊の本から得た20のヒントを編集し
自分の主張(意志!)をもとに書き綴るのです。

私は読書については次のように考えています。

 「本とは読むものではなく出会うものである」

たやすく本が「処理」できるという安心感があると
さまざまな本に手を出すハードルが低くなります。
実は、本というものは1日に200冊もの新刊が出ます。

 200冊です!

こんな業界ありません!
中には「これが…?」というような本(私の本?)もあるでしょう。
だからタイトルに釣られて買った20冊のうち
本当に必要な本は数冊です。
しかしその数冊が貴重なのです。
いえ、本当に必要な1冊を探すために
多くの本を開いてみる必要があるのです。
だから、

 「本とは読むものではなく出会うものである」

なのです。

人生が変わる瞬間はほんの一瞬です。
ほんの一言です。
サッカーに例えると
中田英寿(う〜ん、懐メロに近い)のたった2分の動き、
ワンタッチが局面を打開したりします。
しかしそのワンタッチのために
その選手は多くの時間と努力を費やします。

 「この本はホンモノだ!」

と「気づくための感性」も必要でしょう。

_____(話題転換)_________________

ところで…
夏見台幼保園で行う「文学表現」では、
子どもの感性の広がりをめざします。
感性とは何か?
その人のオリジナルの発想です。
意志です。
自発性です。
それは南部園長の主張する、

 「楽しい!うれしい!やってみたい!」

という教育理念から生み出されます。
まず絵本が好きになること。
強制ではなく、自ら絵本を開くこと、本を開くこと。

1歳児クラスでは
保育士(家ではお母さん・お父さん)の膝の上でたった一人の読み聞かせ。
大好きなお母さんの膝の上だから
喜んで子どもは絵本に夢中になります。

2歳児クラスでは共感性が生まれるので3、4人一緒で絵本の読み聞かせ。

3歳になると20人くらいで絵本を読み聞かせ。

4歳では絵なしの本の読み聞かせ → 素話 へと進んでいきます。

ステップを踏んで
子どもの頭の中の「イメージ力」を鍛えていきます。
最後は、本なしでのお話(素話)だけで
十分な世界を頭の中に構築できるようにカリキュラムを組みます。

自主的にイメージを膨らませるので
今度は自らその世界を表現したくなります。

 パネルシアター
 テーブル劇
 ペープサート
 人形劇


もちろんこれらも最初は先生がお手本を見せます。
しかしすぐに子どもはまねます。
やがて自らの世界を独創するようになります。

本を読むことと文章を書くことは大きな違いがあります。
読めても書けない、という悩みは
大人になってからもつきまとうでしょう。
しかし「文字」が書ければいいとも限りません。
単語をいくら記憶しても文章が書けない子どもがいます。
あまりに「早く!早く!」と詰め込みすぎて
機械的に単語ばかりを押し込んだら
文字が嫌いになってしまうかもしれません。
「イメージ力」が育まれないかもしれません。
ある小学校の先生が次のように話してくれました。

 「過度な早期教育をしてきた子どもで、
   文字は書けるけど、文章が書けない子どもが…」


あまりに早い詰め込みの弊害でしょうか。

「文章の書ける子ども」になってほしいと思います。
「頭の中にイメージを描ける子ども」になってほしいのです。
イメージ力がないとどうなるか?
南部園長は言います。

 「イメージ力はシミュレーション力です。
  人生をシミュレーションできないとどうなるでしょうか?」


確かに知識や技術は重要です。
お勉強は不可欠でしょう。
しかし同時に、子どもの主体的な「イメージ力」「意志の力」も
極めて重要なのです。

_______(再び話題転換)________________

ところで…
子どもは侮れません。
ごく小さなうちから親の表情を読むといいます。
親が望むことを成し遂げようとします。
それが環境に適応する、生きるための知恵だからです。
最も身近にいる人間に嫌われると生きていけないことを知っています。
(これは子どものサバイバル・スキルです)

 早く読めるように、早く書けるように

という親の気持ちは子どもにすぐに伝わります。
小さい子どもは吸収力があるので
すぐに記憶します。
しかしそれは、本当に子ども自身の

 「楽しい!うれしい!やってみたい!」

ではないかもしれない。
やはりそこには、

 「子どもの発達段階に合わせた」

適切な育ちが求められます。

 「小学校3年までは神童と呼ばれたのに…」

と嘆く早期教育の不調を最近よく耳にします。
感性とは意志であり、自主性がベースです。

 「これがいい!」
 「これがいやだ!」


と自ら認識できる力です。
それは適切な環境設定と
「子どもの発達段階に合わせた」適切な保育・教育により可能になります。
私たちの園では
自ら意欲的に学べる子どもを育てて生きたいと考えています。


追伸:
子どもの自主性がうまく育っていれば
それは「詰め込み教育」と呼びません。
子どもは自ら知識を詰め込んでいます。
これが理想です。

私たちの学園では、卒園時向けの学童保育的サービスも検討しています。
そのための部屋も2階奥に確保してあります。
(2部屋も!)
塾を開くかもしれません。
英語教室になるかもしれません。
体育館での体育プログラムもあります。
夏見台幼保園のリソースをフル活用できます。
調理室があるので晩ごはん付き、送迎バス付き。
4月に園がオープンしたら
本格的に企画を始めます。  
Posted by yatsute2006 at 18:41今日の夏見台幼保園 

2007年01月29日

今日の夏見台幼保園 恭平ちゃんは「O型」

d49cbac2.jpg「紅一点」の反対語はなんでしょうか?
「黒一点」でしょうか?

← 唯一の"男の先生"である蒲原恭平先生です。
保育の世界は女性が多いので
男の先生は大変なのかなあ、と思って
今日、昼ごはんを一緒に食べながらいろいろと話しました。

南部園長によると
各園に、いても男の先生は一人。
年上の女性のパワーには圧倒されてしまうのでしょうか。
恭平ちゃんは、

 「お母さんくらい歳が離れてるのでかわいがってもらっています」

と話していましたが。

最近は保育士を志す男性諸君も増加中らしいです。
学校では、クラスが下になるほど
男性比率が高まるとか。

関係ないですが、血液型の話も面白かったです。
保育士の方の血液型は「B」が多いと。
ほんとかなあ、と思って目の前にいた南部園長に聞いたところ

 「B」

とのことで納得しました。
私も恭平ちゃんも「O型」です。
BとOは合うんですよ、とかなんとか…。
ちなみに血液型に詳しい人から聞いたのですが
一般に「自己チュー」といわれるB型ですが実はちがうと。
すなわち、

 自分に一番関心があるのは「O型」
 「A型」は相手に関心がある
 「B型」は自分のこわだる「モノ」に関心がある

 
とか…よくわかりませんが。
(ちなみに「AB型」は…忘れました)

今度、園の先生たちの血液型を調査してみようと思いました。
しょうもない話題ですみません。  
Posted by yatsute2006 at 23:18今日の夏見台幼保園 

2007年01月28日

今日の夏見台幼保園 うれしいお便り

c10c12d7.jpg先日行われた園舎おひろめ会について、
参加された保護者の方よりメールをいただきました。
ありがとうございます。
息子さんが、「自分が写っている写真を見て大変よろこんでいた」とのこと。
それは大変よかったです。
ページを作った私もうれしいです。

個人情報の問題に配慮しつつも
やはり、現場の感動は伝えたいものです。
私は、4月から始まる園での活動について
保護者の方々に確認させていただきながら
南部園長の提唱する「本当の子どもの"育ち"」を
リアルタイムにみなさんにお伝えしたいと思っています。  
Posted by yatsute2006 at 20:17今日の夏見台幼保園 

2007年01月27日

今日の夏見台幼保園 手作りカステラに「ひゃあぁ〜!」

d45abaaa.jpg毎週土曜日に行われるスタッフミーティング。
スタッフ一覧はこちらです。塚本先生、目を直しました)
お昼ごはんの後に出てきたのが
シェフ・新井の手作り「栗カステラ」!
最後の包装までこだわるその姿勢に
一同「ひゃあぁ〜!」

甘さ控えめ、味はもちろん「バツグン!」。
栗は、あの"白井の栗"!
もちろん、シェフ自ら拾って来たものです!
材料を聞きました。

 小麦粉
 上新粉(お米の粉)
 卵
 サラダ油
 ベーキングパウダー
 "白井の"栗
 小豆


お菓子には白砂糖を使います。
具体的な作り方は、いつかビデオで公開します。


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まるで、売り物です…
子どもたちにも食べてもらいたい。





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これが"白井の栗"だ!(そりゃなんだ!)







追伸:
(契約の関係でまだ本格的には出せないのですが)
本日は、夏見台幼保園のセキュリティのアドバイザーである
株式会社ジュリアーニ・セキュリティ&セーフティ・アジア
スタッフの方々が打ち合わせに来園。
「ジュリアーニ」とは、あの、9.11の際のNY市長

 ルドルフ・ジュリアーニ氏

に他なりません。
ジュリアーニ前NY市長は次の大統領選への出馬の期待が最も高い人物です。
そのジュリアーニ氏の会社が夏見台幼保園のセキュリティに関わるのです。

本日は外国のスタッフの方もいらっしゃいました。
SAS(Special Air Service:イギリス陸軍特殊部隊)に所属していた方です。
セキュリティとは「敵からの防御」の観点に立っているので
軍隊での経験が生きるのです。
私、鳥居は英語ができないので

 ピクチャ、プリーズ!

を連呼して一緒にパチリ。
公開はまだできませんが、アメリカ本社の検閲を経た後
いろいろと公開します。
5月にジュリアーニ氏が来日した際は、
私もお会いして記念撮影をするつもりです。
(ついつい、"林家ペー"状態だ…)  
Posted by yatsute2006 at 22:19今日の夏見台幼保園 

2007年01月26日

今日の夏見台幼保園 山口県より戻りました。

67d94bd0.jpg← 長門市立浅田小学校での公開授業のようす
園主の鳥居は「フリーター・ニートになる前に受けたい授業」
全国キャラバン
にて山口県へ。
教室にはNHK、山口朝日放送、読売新聞、山口新聞など
マスコミ各社のみなさまに取材いただきました。
夕方のニュースで流れていたはずです。

「働く意味」を話して12年。
高校生からはじまり、中学生、小学生と
だんだん下がってきました。
そして私の問題意識は幼児教育へ。
がんばります。

1/20のおひろめ会レポートまとめました → こちら
スタッフ一覧つくりました → こちら  
Posted by yatsute2006 at 22:03今日の夏見台幼保園 

2007年01月24日

今日の夏見台幼保園 異年齢クラスについて

596fa3c1.JPG← ドイツ製の「フレーベル積み木」
フルセット揃えたので、
子どもは自分たちの想像力のまま自由に積み上げることができます。
もし積み木の分量が十分でないとどうなるでしょうか?
(一般のご家庭では積み木に30万円もかけないでしょうから…)

すると途中で作業は中断。

 「やぁめた!」

子どもはぐしゃぐしゃに壊してしまいます。
達成感が得られません。
しかしこれだけの積み木が揃っていると
子どもの想像力は解き放たれます。
何かをやり遂げるという達成感が得られるのです。
「楽しい!うれしい!やってみたい!」が得られるのです。

もちろん、失敗もあります。
しかし失敗からも多くが学べます。
高く積んでも安定して崩れないフレーベル積み木だからこそできることです。
遊びといっても侮れません。

積み木(構造遊び)では、
想像力、忍耐力、観察力、幾何学的能力、空間認知能力
緻密さ、手先の器用さが育成されます。
子ども自らが、自主的に!


体育専任の大西先生と南部園長と
いろいろと意見交換しました。
テーマは「異年齢クラス」でした。

0歳、1歳、2歳は
発達の違いが顕著なので年齢別クラスになりますが
3〜5歳は一緒のクラス、一緒の部屋になります。

異年齢クラスというと

 「ある特定の時間だけ一緒」

にするという形を採用する園はありますが
本園はずっと一緒です。
食べるときも遊ぶときも
学ぶときもずっと一緒です。
一緒にいることでお互いが成長します。
子どものコミュニティを作るのです。
今の時代だからこそ必要なのです。

今の子どもは「我慢」だらけです。
その我慢も、自分の意志でする我慢ならいいのですが
どうも周りから強制される「我慢」や
親の顔色を見ながら、親の期待に応えようとする「我慢」が多いのです。
どこかで「切れて」しまいそうな我慢。

大西先生は「あっくん問題」について話してくれました。
大西先生は担当する体操クラブのあるクラスで
思いがけず異年齢クラスの形態で体育を教えたことがあるといいます。

3歳の「あっくん」はお兄ちゃんたちとやりたがる。
無理やり入り込んできました。
当初、その様子を見ていたお母さんたちは

 あっくん問題

と呼んで、

 「ああ、またあっくんが…」
 「あっくん、危ない!」


と言い合っていたといいます。
しかし好奇心の強いあっくんは止めません。
そのうち…
お兄ちゃん、お姉ちゃんの様子が変化して行ったといます。

 「おい、あっくんが来たからここから先はだめだぞ」
 「あっくん、ここおいでよ!」


年長者が下の子を気遣うようになりました。
ルールを守る。
順番を守る。
誰にも強制されず、自然と…
いつしかお母さんたちはこれを

 あっくん効果

と呼び合うようになりました。…

この話を受けて南部園長は言いました。

 異年齢クラスというとお母さん方はいろいろ不安になります。
 3歳の子を持つお母さんは『いじめられるかも…』
 5歳の子を持つお母さんは『足を引っ張られる…』
 しかし実際は違うのです。
 3歳の子はお兄ちゃんたちを間近で見てやってみる。
 しかしできない、どうしてもできない。
 すると自分で自分を抑えることを学ぶのです。
 5歳の子はやさしくなる。
 下の子に教えたいから、自らしっかり学ぶようになる。
 自主性が出てくる。

 ずっと同じ年齢のクラスだと
 リーダーは固定します。
 いつも力の強い子どもがリーダー。
 しかし異年齢クラスではいろいろな形でリーダーシップを学べる。
 下の子に対するリーダーシップを発揮できる。
 心配はありません。
 子ども集団の教育力は大人の想像を超えています。
 大人は、環境づくり、場づくりに徹する。
 すると子どもは育ちます。
 育てるのではありません、子どもは育つのです。
 
 私は「自分でブレーキの踏める子ども」を育てたい。
 つねに大人がブレーキを踏んでいたらどうなるでしょうか?
 そのブレーキが万一外れたとき
 その車は暴走するでしょう。
 ブレーキは自分で踏むものです。
 これがセルフ・コントロールです。


最近、子どもが絡む凶悪犯罪が目立ちます。
いずれも自制心、セルフ・コントロールの欠如が見え隠れします。
まあ、犯罪とまでいかなくても
今は「ひとり遊び」の時代です。
集団を仕切ったガキ大将は今いずこ。
しかし社会はコミュニティで成り立っています。
子どもは大きくなり、集団の中で生きていくのです。

だからこの園では、その環境を用意します。
異年齢クラスは極めて重要な、教育・保育の原則です。


追伸:
明日から山口県です。  
Posted by yatsute2006 at 23:29今日の夏見台幼保園 

2007年01月23日

今日の夏見台幼保園 明日は出勤です。

9d9d5a94.jpg私は鳥居は
本日、福岡県豊前市教育委員会主催の講演を行ってきました。
市内の中学2年生全員がホールに集められました。
音響がすばらしく、
私はのびのびと講演を終えることができ、今自宅に戻りました。
明日は出勤します。  
Posted by yatsute2006 at 23:08今日の夏見台幼保園 

2007年01月22日

今日の夏見台幼保園 滋賀県にて

ee524423.jpg先日1/20の園舎おひろめ会ご参加のみなさま、ありがとうございます。
今後は土曜日などに見学会を行おうと思います。
ホームページに日程を掲載したいと思います。

ところで本日、私鳥居は滋賀県で講演でした。
明日は福岡県豊前市にて講演です。
あさって水曜日には夏見台幼保園にて
日経新聞の取材を受ける予定です。

私は「フリーター・ニートになる前に受けたい授業」を全国の学校で展開中です。
今日も「びわ湖放送」の取材を受けました。

親御さんが子どもをいい大学へ進ませたいのは何のためか?
よい大学への進学は
よりよい就職先への、そしてより豊かな生活への可能性だからです。
しかしいい大学へ合格したものの
就職せずフリーターやニートになってしまうと…
期待が大きかった分だけ、
親御さんのショックは大きいようです。
そうした親御さんから相談を受け、
私も言葉を失いました。

 「ニートにならないためにはどうしたら…?」

とよく質問を受けます。
難しい問題です。
心理学の先生やドクターなどと意見交換しましたが
ニートになる背景は様々で、
これだ、ということは中々言えないのではないでしょうか。

ただ、ニートになる人は何らかの要因で自分の

 意志

を明確にできないということがあります。
これは1つの象徴であり、
現代ほど、「意志」の力が問われている時代はないでしょう。
ありとあらゆる情報が、目から、耳から飛び込んできます。
インターネットのおかげで、見たくもない情報でさえ
無料で見えてしまいます。
私たちの「意志」を大切にしなければなりません。
周りは「○○だ!」と言おうが、
私は「●●だ!」と言えること。

そして問題は子どもです。
自我の固まっていない時期に情報の洪水です。
子どもたちの意志の力が危機に晒されています。
私たちの園では、南部園長の方針の下

 「楽しい!うれしい!やってみたい!」

をベースに、

 「子どもの発達段階に合わせた」

保育・教育を行います。
遅れていますが、そうした教育内容の詳細を
随時ホームページに公開いたします。
早期教育すべきは「意志の力」であり、
「コミュニケーション能力」なのです。  
Posted by yatsute2006 at 21:57今日の夏見台幼保園 

2007年01月18日

今日の夏見台幼保園 部屋の装飾順調です

屋上2←屋上の写真です。
屋上庭園ならぬ"雑草園"の向こうに
プールが設置されます。
25メートルプールとはいきませんが
水を怖がらずに泳げるように指導します。
水泳指導のできる先生が2名もいますので。


1/20の園舎おひろめ会に向けたお部屋のお飾りは順調です。
さまざまな遊具も整ってきました。
特にフレーベル積み木。
これは間違いなくこの園の目玉になるでしょう。
1/20にはサンプルを公開できるでしょう。
どんな作品が仕上がっているか乞うご期待です。

といいながら…
実は私、鳥居徹也は明日から兵庫県へ。
全国キャラバンの仕事です。
明日は加古川市立平岡南中学校にて講演。
あさっては丹波市教育委員会主催の講演。
つまり1/20のおひろめ会には参加できません。
大変残念です。

1/20は題して「レインボー・ツアー」と名付けました。

お申し込みはこちら

特に見ていただきたい場所を7ヶ所決め、
その場所に色とりどりの…
これは当日ご確認ください。
広い駐車場がありますのでお車でどうぞ。

地図はこちら

吹き抜けのエントランス・ホール。
細かなところに工夫が施されたお部屋。
ピカピカの調理場。
広い園庭。
幼稚園とは思えない規模の体育館。
そして何よりこの園の売り物は、
子どもが好きで、子どものために働きたいというスタッフ!

私は現在、幼児教育の本の執筆を準備中です。
今書いているキャリア教育の本がもう少しで終わりますので
1月中にとりかかり、6月には出版したいと思います。  
Posted by yatsute2006 at 23:37今日の夏見台幼保園