皆様こんにちは。
トレポンテイングリッシュスクールの沖中です。
先日、午後のレッスンで「seasons」と題して季節、1月〜12月、曜日などを行いました。
このレッスンの為に正課の授業ではかなり前から曜日の歌、月の歌を歌って準備をしていたのでみんな歌って覚えることが出来たのではないかと思います。
年長さんであれば曜日は何曜日からでもスタートして歌えます。
月も自分の生まれた月は言えるようになっています。
午後のレッスンの時に驚くことがあったのでお伝えいたします。
このseasonsのレッスンをしているときに、秋は「fall」と言うんだよと発音練習していました。すると年中さん(ここがポイントです!)の男の子が質問してきました。
「one, two, three, fourのfourとは音が違うよね?」
私はこの質問を受けた時に衝撃が走りました。
子供の耳が良い、とは聞いていましたがここまでとは、、、。
しかもその時はアンソニー先生は風邪をひいていて口の形が見えていたわけではありません。
実はrとlは全く音が違います。
なぜなら口の形(厳密には舌の位置)が根本的に違うからです。
それを耳で聞いただけでわかってしまう耳の良さ、集中力に脱帽しました。
幼稚園のレッスンではとにかくインプットを重視していますのでたくさんの単語を聞いてもらい、たくさんのフレーズや歌を歌うことによって英語のリズムを体得していただきたいと思っています。
当イングリッシュスクールではフォニックス(音のアルファベット)はアルファベットと文字が一致してから行います。
その時期はおそらく小学校3年生ぐらいとみています。
なぜなら、10歳までは言葉は「音」として耳から入るのですがそれ以降は言語として耳からと文字として視覚的に捉えるように学習方法が変わってくるからです。
お子様の発達段階を考慮しつつ、適切な指導をしていきたいと思っています。
それにしても今この段階でこのような質問が出てくるとは本当にびっくりしました。
しかも、1人だけではなく他のクラスの年中さんや年長さんからも質問が出ました。
この時期のインプットが本当に大事であること、そしてそのインプットを持って継続して勉強をしていったら、と考えると今後の成長がとても楽しみです!
皆様、どうぞone, two, three, fourと発音してみてください。そして秋の「fall」を発音してみて下さい。もしくは発音されたものを聞いてみてください。
聞き分けられますでしょうか?言い分けることができましたか?
大人だから無理、、、ではないです、大丈夫です!
大人だからこそ理論的に理解することが出来ます。
rは口をすぼませて舌の付け根を後ろにもっていき、舌の先はかすかに丸めます。その時舌は口の中のどこも触れません。口を開けながら「r」と発音します。
Lは舌の先を前歯の裏に付けます。正面から見て舌の裏側が見えている状態です。歯の裏に海苔がくっついたときに取ろうとする舌の動きに似ています。(この動作は園児さんにお伝えしてあります。4月Aprilを言う時に舌の裏側を見せると思います)
私は大人になってからこのフォニックスに出会いました。今までの英語教育って何だったんだろう?と思うほど感激しました。
いつか大人のための「フォニックス講座」をやりたいです。
See you next!