おはようございます。トレポンテスポーツクラブ向家です。
昨日は小学生コーディネーションでした。最近の小学生のコーディネーションではテーマを絞らずに一度の時間で数多くの運動ができるように設定をしています。
例えば、平均台を使ったステップの運動(平均台に片足を乗せてジャンプと同時に足を入れ替える)や平均台を横向きにしその先にマットを準備して平均台を超えて前転をすること(必然的に跳びこみ前転)
ロープにぶら下がりマットへ着地すること、2人組で向かい合いサッカーボールをおなかや背中で挟んで移動することなどです。
普段の学校でなかなか行わない動きを入れることで、子どもたちの「楽しさ」を刺激し、同時に運動の切り替えをたくさんすることで脳や身体を刺激します。
この日は、最後にチームでのゲーム形式を行いました。子どもたちの希望もあり、ハンドボールのようなゲームを行いました。
ルールは、決められたラインの中で行いボールを投げてゴールへ入れること。ボールを持っている人は持ったまま進んでもよく、もし相手にタッチをされてしまったら相手のボールになるというものです。
何回か行っていることもあり積極的にボールをとったり、ゴールを目指して動き回ります。
私が見ていて感じるのは全体の雰囲気の良さと仲の良さです。ゲームをやりながらも、指示がとび、それを聞いてチームが動く。
1年生もどうにか関わろうと話を聞き、ボールを追いかけたり、どうすればボールが触れるか、点をとれるかを考えてポジション変えていく。そんな姿が見受けられます。
また、前半と後半に必ず分けて行うのですが、その合間でこんな風に作戦をねります。
自然とこの状態が生まれて、後半に向けて改善されていきます。
これが成り立つ根本には「信頼関係」がお互いにあるからではないかと私は最近考えています。
運動を通して仲間を知り、仲間を理解することで生まれてくるものだなと。
仲間の大切さ、その過程で育まれるもの。そんなことを改めて考えさせられました。