こんにちは!トレポンテスポーツクラブ向家です!
本日月曜日の子たちは今年最後のフットサルでした。1年間あっという間ですね〜。。
さて、最後のメニューは非常にシンプルな「キック」を意識したトレーニングを中心に行いました。
その中でも「精確に蹴るためどうしたらいいか」というような内容にしました。
1つはコーンに当てるもので、距離はおよそ10mくらい。写真のように並べてどれかに当たればクリアというものです。4つ並んでいるものに当たったら、3つ並んでいるものに挑戦という形で、どんどん難しくし、子どもたちがチャレンジしていけるようにしました。
子どもたちにとっては10mは少し遠い気がしますが、そのくらい上達してきたのであえて難しく設定しました。
もう一つは、チューブで円をつくり、その中に入れる、もしくは上を通過したらクリアというものです。ここではキックの強弱が重要になってきます。
最後がゴールの真ん中に障害物を設定し、それに当てずにゴールへ入れるというものです。
10分〜15分くらいで全部終えた子が数名いました。そこでその子たちに
「どうやってやったらクリアできたの?」と聞いてみると、、
「まっすぐにける!!」とKくん。
「ボールのどこを蹴るの?」と聞くと
「まんなか!」というように以前話したことのあることを覚えていてくれて、それを実行してくれていました。
それはそれで嬉しかったのですが、他の子(Kちゃん)からは
「ずらしてける!!」という意見が出ました。
「どういうこと?」と聞いてみると、
「Kはまっすぐけれなくて曲がっちゃうから、わざと違うところにおいてけった!!」
ということでした。
私はこれを指導者がどう捉えていくのか?ということが非常に重要なポイントだと考えています。
まっすぐ蹴れないから教えてあげるのか、自分のキックの癖を知っていて、自分で考えた結果ずらしたことで目標を達成できたから良しとするのか。。
皆さんならいかがでしょうか?
私はどちらも大切だと思います。。笑
ただ、どちらがいいとかダメとかではなく、「色んな方法があるから自分で選びな」ということが大切なのではないかと思います。
この時、私はこの考え方、方法を見つけたKちゃんを褒めました。それはしっかりと考えながらサッカーをしていたからです。それを褒めたうえでまっすぐけるためのコツも教えました。
後ろ体重になり、フォームはあまりきれいじゃないのですが。。恥
Kくんのように話を聞いて実行できる力も素晴らしいことですが、Kちゃんのように、自分なりに考えて実行できる力も素晴らしいですよね!!
普段の生活ではいかがでしょうか?子どもたちの良いところいっぱい見つけてあげてください!!